お知らせ

2013/09/07
第104回 繊維リサイクル技術研究会 情報交換会に参加しました。


今回は~繊維素材分離技術の最前線~という題目でした。


まず講演1として、大阪大学の池内先生が「綿/ポリエステル混紡繊維製品における分離技術の動向」という内容で発表されました。
 
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池内先生は綿からバイオエタノールを製造する技術の研究をされており、何度か古紙から
バイオエタノールを製造するにはどの様にすれば良いか相談にのって頂いた事があります。






 
 
講演2は、産業技術研究所の大内先生が「セルロースとポリエステル混紡繊維の簡易分離法」という内容で発表されました。
 
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この混紡繊維を分離するためには、ポリエステル又はセルロースを溶解又は分解する必要があり、問題点として過激な処理条件・繊維の回収率が低い・多量のエネルギーと薬剤の使用があるとの事です。
 
そこで大内先生は高温酸処理と、室温水中撹拌による二段階処理による簡易分離法を開発したとの事です。
 
しかしながらまだ実用化には至っていない様です。
 
繊維リサイクル率の向上にはこの混紡繊維の分離技術が不可欠であり、今後大内先生の研究が活かされる事に期待したいと思います。



伊藤