繊維リサイクル技術研究会

2018/12/20

12月20日に京都工芸繊維大学にて開催された「日本繊維機械学会 繊維リサイクル技術研究会」の第131回情報交換会に参加させて頂きました。


特別公演は、京都大学大学院の田中周平先生による「マイクロプラスチックの基礎と最新の研究事例」でした。

 水への細かなプラスチックの混入による、水生生物の体内への蓄積。
そして、水鳥等のプラスチック製品の誤飲・誤食による被害が世界的にクローズアップされ、問題視されている事柄だけに会場は満員となりました。

 

先生のお話によると、初めに問題視されたのは化粧品等に含まれるマイクロビーズで、2014年にニューヨーク州でマイクロビーズを使った製品の販売を禁じる法案の提出が発表されたことだそうです。

その後さまざまな研究が進められてはいるようですが、現段階で水中に含まれるプラスチックの量・大きさ等の明確な計測基準はなく、又、どれぐらいの量・大きさのプラスチックがどのように人体に影響を及ぼすのかの明確な基準もないようです。

大事なことは、ゼロか百かという議論ではなく、どれぐらいまでのリスクを人間が許容し、その物質の利便性と共存していくかを考えていく必要があるのではないか?との事でした。

 
確かに車も事故や公害というリスクはあるが、決まり事を作り、守ることでリスクを最小限とし、車の利便性を人間は享受している。そのことと先生の言われていることが頭の中で重なり、納得できる大変有意義な講演会でした。

伊藤

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